絶望挫折の大学時代を過ごした私が使命を見つけた今②
元々、大量生産・大量消費に味けがないと感じ、心がこもった物に癒され、感動したことから、物づくりは人々の人生を豊かにすると思いました
そして、そんな人生を豊かにする物づくりこそ、自分のやりたいことだと思って、美大を選んだ私でしたが、上記のように自分がどんどん苦しくなっていく中で、さらに、ほかの限界とも向き合うことになっていきました
例えば、疲れたときに、美術館や作家の展覧会に足を運んでも、心が癒されるのは
ほんの一瞬、一時のこと
時間がたてば戻ってしまいます
どんなに素敵なもの、高価なものを買っても同じです
やがて、マンネリして美しいものが美しく見えなくなったりしてしまうのです
ましてや、物の力では、人間関係の変化などは起こせません
世の中には物商品が大量に溢れているのに、世の中の人が幸せになっているようにみえないし、むしろ、物商品を生産することで環境破壊を促進しているのではないか
木を切ったり、海を汚したり、材料を確保するためにしていることは良いことではないのかもと、そのようなことも考えるようになりました
心のこもった物づくりを通して、人を豊かにできると思っていたけれど、そうではないという壁にぶち当たりました
物づくりで人を幸せにすることは限界があるのだと、気が付きました
そして、自分が本当にしたかったことは、人の心を豊かにすることだったのです
つまり物づくりは人を豊かにするための手段としてやりたかったわけですが、美大生のときの自分にとっては、物づくり自体が、それが人生の目的、目標だと思い、それが達成できないことで自己否定し、苦しんでいました
その本当の目的が当時は明確ではなかったということです
整理すると、私にとっては「ものつくり」以上に「心のこもった」というところがキーワードであり、
その「心のこもった」ものを通して人の心を豊かにしたかった
だけど、物創りでは「人の心を豊かにさせることができない」
だから、どんどん苦しくなっていったのでした
そんな学生時代もありましたが、明確に自分のやりたいことがわかった今は、心がすっきりわくわくしています
人の心を豊かにしたい
場や人をコーディネートし、循環を創ったり、関係性の中で人の心を感動させたり、ワクワクを創ったりしながら、よりよい変化をさせていくこと人
そのようなことに使命を感じています
"物づくりから人づくり、さらに関係性づくりへ"
物づくりにだけ意識を向けていた美大生のころと比べ、物も人も含めた空間全体を意識し、人と人の循環も意識して、場を創造する
クリエイト範囲がどんどん広がっています
それは一人で頑張る世界ではありません
関係性、場があります
n-Techとの出会いにより、明確なVISIONに向かっていく仲間を創れる自分になり、関係性も可能性も、どんどん広がる毎日です^^!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!